イカナゴ漁解禁・神戸名産『イカナゴの釘煮』
イカナゴ漁解禁・神戸名産『イカナゴの釘煮』
今年もまたイカナゴの季節がやってきました。
瀬戸内海沿岸では2月下旬頃からイカナゴ漁が始まります。イカナゴは体長は15~25cmほどの細長い魚ですが、この時期に獲れるのはシンコと呼ばれるイカナゴの幼魚です。
イカナゴのシンコは、体長が3cm前後で、漁期が1ヶ月ほどしかなく、この時期に捕れたイカナゴのシンコは甘辛い味付けのタレで煮込んだクギ煮(佃煮)にして保存食としています。
イカナゴのシンコの佃煮『イカナゴの釘煮』
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イカナゴのシンコの佃煮『イカナゴの釘煮』
上は体長15cmのフルセ、下は体長5cmのシンコ
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近年、イカナゴの漁獲量は、海底の砂の採取による生息地の減少や乱獲の影響で年々減っているそうです。今年も、漁獲量は例年より少なく、1kg千円前後で販売されています。
瀬戸内海では、イカナゴ漁が始まるこの時期、カレイやアイナメなどの稚魚が泳ぎだし、タイ、サワラ、アジ、サバなどが餌を求めて明石海峡周辺に入り込みます。
イカナゴの生息数が減ると、イカナゴをエサとしているこれらの魚の漁獲量にも影響してくるそうです。そのためイカナゴ漁は産卵期の漁を規制し、漁の解禁も産卵やシンコの成長を確かめてから決められます。
イカナゴ漁は瀬戸内海の春の風物詩として知られており、イカナゴのシンコ漁が解禁になると数え切れないほどの漁船が明石海峡に漁に出ます。多いときには東西に数十kmにわたってずらりとイカナゴ漁の船団が列をなします。
漁は日の出前の早朝から午前中に行われ、船のエンジン音、船上の漁師さんたちの威勢のいい掛け声、網にかかったイカナゴが飛び跳ねる音、漁船に群がるカモメの鳴き声など、垂水漁港のイカナゴ漁で出る音が環境省の選定する『残したい日本の音風景100選』にも認定されています。
明石海峡・瀬戸内海のイカナゴ漁
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コメント
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突然のメールで失礼いたします。
こちらに掲載のイカナゴの釘煮とイカナゴ漁の写真は雑誌の原稿として使用させていただくことは可能でしょうか?ご連絡先がわかりませんでしたのでこちらに投稿させていただいております。よろしければご返信いただければ幸いです。
(株)トライ・エックス 高山
投稿: 高山淳 | 2012.04.19 15:58