皆既日食・部分日食をデジカメで撮影する
皆既日食・部分日食をデジカメで撮影する
2009年7月22日、日本では46年ぶりに見ることができる皆既日食、部分日食をデジタルカメラで撮影しようと考えている方も多いと思います。
太陽を撮影するためには、専用の減光フィルターが必要です。
■ 太陽撮影専用フィルター・ケンコー「PRO ND10000」
フィルターを装着することのできない携帯電話のカメラやコンパクトデジタルカメラでも太陽撮影用の減光フィルターか日食グラス・太陽観察専用メガネをレンズの前にかざせば撮影することが可能です。
■ 日食グラス・太陽観察専用メガネ
この時注意しなければならないのは、フィルターを装着していないカメラを望遠にズームした状態で絶対に太陽に向けてはいけません。
携帯電話のカメラやコンパクトデジタルカメラは、レンズを通して集光した光を撮像素子(CCD、CMOS)へ投影しています。
理科の実験で、虫眼鏡で光を集めて火をおこしたことがあると思います。まさに、この状態が撮像素子(CCD、CMOS)で起こります。
フィルターを装着していないカメラを望遠にズームした状態で太陽へ向けたとき、撮像素子(CCD、CMOS)に光が集中して溶けてしまう恐れがあります。
この現象は、携帯電話のカメラやコンパクトデジタルカメラだけではなく、マイクロ一眼の「オリンパス ペン E-P1」、「パナソニック DMC-GH1」、「パナソニック DMC-G1」などのライブビュー専用一眼レフでも起こりますので、「一眼だから大丈夫」と思いこむのは危険です。
また、一眼レフでも最近はライブビューモードを搭載している機種が増えてきましたが、一眼レフのライブビューモードも撮像素子(CCD、CMOS)に集光した太陽の光が直接当たりますので、一眼レフのライブビューを使用する場合にも同様の注意が必要です。
日食を撮影する場合、カメラのレンズを太陽に向ける前に必ず太陽を撮影するための専用の減光フィルターを装着して下さい。
太陽撮影用の減光フィルター ND10000は少し高価ですので、ND400を2枚重ねるか、ND400にND8を重ねても撮影は可能です。ND10000は1/10000、ND400は1/400です。
■ 太陽撮影専用フィルター・ケンコー「PRO ND10000」
◆ 皆既日食の情報サイト
・ 国立天文台
├ 2009年7月22日皆既日食の情報
└ 日食各地予報(天文情報センター暦計算室)
・ AstroArts :: 星ナビ.com
└ 【特集】2009年7月22日 皆既日食
・ アマチュアによる太陽コロナのネットワーク観測
└ 皆既日食各種画像の露出時間の目安と撮影手順
・ 世界天文年2009
├ 日食観察ガイド
└ 世界天文年2009 公認イベント一覧(日食に関連するイベント)
◆ 皆既日食の観測方法・皆既日食の撮影方法
◆ 皆既日食のライブ映像
・ 2009年皆既日食ライブ中継 by メディア・アイ・コーポレーション
■ 太陽撮影専用フィルター・ケンコー「PRO ND10000」
■ 減光フィルター・ケンコー「PRO ND8」
■ 日食グラス・太陽観察専用メガネ
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