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2009.07.13

カメラの保管方法と保管湿度・カビを防ぐ最適湿度の管理

 
 
カメラの保管方法と保管湿度

カビを防ぐ最適湿度の管理

デジタルカメラのような精密機械や電子機器や光学レンズは、日本の梅雨や夏のような高温多湿な環境ではカビの発生、機械部品の錆、基盤の腐食などの心配があります。

デジタルカメラを保管するときには防湿庫や防湿ケース、ドライボックスなどに保管して、カビ、錆、腐食などを防げば、デジタルカメラや交換レンズを長持ちさせることができます。


■ 防湿庫

■ 防湿 ケース・ドライボックス


ナカバヤシ キャパティ ドライボックス 27リットル


一般に、レンズに生えるカビは、気温25度、湿度60%前後でもっとも活発に発生すると言われています。

デジカメやレンズの保管に最適な湿度は40~50%ぐらいです。

低温、低湿度の環境でも繁殖するカビの存在が知られていますので、湿度の下げすぎにも注意しなければなりません。

また、湿度の下げすぎは、ストラップやカメラ表面に張られたレザーや合成ゴム、プラスチック製品の劣化を促進するので、保管湿度は30%以下にならないように注意して下さい。


カビは、温度が30度を超えると発生が緩やかになり、35度を超えるとほとんど止まると言われています。

万が一、機材にカビが繁殖したら温度を40度、湿度を30%~40%ぐらいにすれば、カビの増殖を止めることができます。

たいていの機材は使用温度が40度前後ですが、温度を上げる前に取説などで必ず使用温度を確認して下さい。


■ 防湿剤

■ 除湿剤

■ 乾燥剤

■ シリカゲル

■ 防カビ剤


デジタルカメラの保管には湿度管理の簡単な防湿庫がおすすめです。防湿庫は全自動で湿度をコントロールできるのでメンテナンスが容易にできますが、防湿庫は価格が高く、本体が大きいので設置場所が必要なのがネックです。

手軽なのは、防湿 ケースやドライボックスなど密閉型の容器に、乾燥剤のシリカゲルや防湿剤、除湿剤、防カビ剤とともに機材を保管する方法が価格も安く、サイズも数リットルの容量から数十リットルの容量までいろいろなバリエーションがあるため、設置場所も選びません。

ランニングコストも、乾燥剤にシリカゲルを使うのなら1kgで数百円程度です。

40リットルの防湿ケースやドライボックスなら数十グラムのシリカゲルで湿度を40%前後に維持できます。シリカゲルは再生ができるので、1kgあれば5年から10年は使えると思います。


40リットルクラスの防湿庫、防湿ケースやドライボックスを今後10年使うとした場合、初期投資とランニングコストは以下のようになります。


・防湿庫
  本体価格 2~5万円
  電気代  50円~100円/月
  10年間でかかる費用  2.5万円~6万円

・防湿ケース、ドライボックス
  本体価格 数千円~
  乾燥剤  数百円~1000円
  10年間でかかる費用  数千円~


■ 防湿庫

■ 防湿 ケース・ドライボックス


資金に余裕があり防湿庫を備えるにしても、防湿ケースやドライボックスも用意しておけばさらに安心です。

予期せぬ雨や山や湖での深い霧、滝や渓流、浜辺での水しぶきなど通常の撮影で機材が濡れてしまうことはよくあることです。

濡れた機材の表面は乾いたウエスなどで拭けば水気を取ることはできますが、内部に侵入した湿気はふき取ることができません。

そのような場合には、防湿ケースやドライボックスに乾燥剤を多めに入れて湿度を20%以下に調整し、使い捨てカイロなどでボックス内の温度を上げておけば、濡れた機材を早く乾かすことができます。また、捨てカイロを入れることによってボックス内の空気が循環するので効果的に乾燥できます。

防湿ケースやドライボックスは、持ち運ぶのにも大きすぎず、電源を必要としないので、車に積んでおけば外出先でも使えます。梅雨や夏の多湿の時期の外出時には必須のアイテムです。

外出時には、シガーソケットでも使える小型ドライヤーを用意しておくとより安心です。

ドライボックスは価格が安いので、複数個を使い分けると便利です。

私は、頻繁に出し入れするため湿度を低めに設定した普段使い用、湿度40~45%に維持した長期保管用、大量の乾燥剤と使い捨てカイロを入れた外出先での短時間乾燥が目的の持ち出し(車載)用の3つのドライボックスを使い分けています。



ナカバヤシ キャパティ ドライボックス 27リットル


■ 防湿庫

■ 防湿 ケース・ドライボックス

■ 防湿用品

■ 防湿剤

■ 除湿剤

■ 乾燥剤

■ シリカゲル

■ 防カビ剤

■ 除湿器


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