コウノトリのヒナ/兵庫県コウノトリの郷公園
兵庫県立コウノトリの郷公園では、国の特別天然記念物・コウノトリを自然に戻す「野生復帰事業・段階的放鳥」の一環として2005年9月30日から、公開ゲージでのコウノトリの産卵と自然に近い状態での卵のふ化を試みる取り組みを行っています。
公開ゲージに放されたコウノトリのペア(Lペア)は十七歳の雄(識別番号:J066)と十八歳の雌(識別番号:J045)で、これまで施設内で21羽を孵化させた子育て上手のペアです。
2006年3月には5個の産卵が確認されましたが、多様な血統を増やし将来の近親交配を避けるため、5月16日に孵化間近の他のペアの卵3個と入れ替えられました。
コウノトリの卵は2個が2006年5月18日と19日に相次いで孵化し、残る1個は残念ながら孵化しませんでした。コウノトリの郷公園コウノトリ自然馴化ゾーン外での孵化は42年ぶりになります。
写真はコウノトリの親鳥はカラスやトビの襲来からヒナを守りながら、ドジョウなどの餌を与えています。
コウノトリの親鳥はゲージ内の池にいるドジョウを飲み込んでヒナの待つ巣へ持ち帰り、ヒナは巣で親鳥が吐き出した餌を食べます。
コウノトリのヒナは誕生時には体重が約80グラムだったのが、1ヶ月で約2キログラムにまで成長し、黒い風切り羽も目立ちはじめ、時々おぼつかない足取りで立ち上がります。
コウノトリのヒナが巣立つのは7月中旬頃になるといい、このころには親鳥とほぼ同じ体格になるそうです。
コウノトリの親子/兵庫県立コウノトリの郷公園

コウノトリの親子/兵庫県立コウノトリの郷公園

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投稿: MARI. | 2006.07.22 01:23